夏が過ぎて秋が深まると、肌寒くなります。
女性はこの時期になると冷え性を自覚します。
最高気温が20度を下回ると、寒さを感じるようです。

毛細血管に血液が流れて、熱と酸素を運んでいればいいのですが、外気温が寒くなるとどうしても血管が縮み、血液も流れにくくなります。
では、どうすれば冷え性を防ぐことができるのでしょうか？
庭で、ホースから水まきをされた方はお分かりかと思いますが、ホースが歪んでいたり捻れていると水はきれいに流れません。

同じように、身体が歪んでいたり捻れていると血液や酸素は流れにくいのです。
血液は熱と酸素を運んでいるので、流れにくくなれば冷え性になるのは当たり前ということになります。
身体の歪みを治すのは、我々プロの治療師にお任せしていただくことにして、この記事では自宅で簡単にできるセルフエクササイズをお知らせします。
私たちの身体に張り巡らされた毛細血管は、分厚い血管壁がなく、傷つきやすくて繊細です。
毛細血管に血液が流れなくなるとゴースト血管になってしまいます。
川が干上がってしまい水が流れた川の痕跡だけがあるような状態です。
血液を毛細血管に流すには、運動と食事ということになります。
お勧めは、まず歩くことです。
ダラダラとあるいては、効果がありません。
大股でさっさと歩きましょう。

時間的には理想は40分とされています。
現代人は忙しい人が多いので20分くらいでもいいです。
自宅でできるエクササイズは、下半身重視でします。
いわゆるスクワットがいいです。
深く膝を折る必要はありません。
軽い屈伸で十分です。
テレビを見ながらの貧乏ゆすりも効果があります。
ながらでできるので現代人におすすめです。
あと一つは、ふくらはぎを伸ばすことです。
毎日、少しずつでいいのでしてみましょう。
食事については、又の機会に記事にします。