今から70年ほど前、当時のアメリカで大ベストセラーだったのがスタファー健康器です。
日本人はスタファーと言いますが
正しくはストーファと言うそうです。
アメリカのロスアンジェルスに住んでいたスタファーさんのお母さんがリウマチであらゆる医療と医者を求めて治療しましたが治らず、息子のスタファーさんが病気の母親の為に研究の末に造った健康機器です。
この画像では、両手と両足のベッド部分の脚を下して床につけています。
この状態で背中のユニットが左右や上下に動き、背骨の固まった関節を徐々に弛ませて動きを良くします。
この画像では背中をユニットに乗せていますが、仰向けで腰を乗せたり、或いは横向きになり機器を振動させます。
アメリカでは300万台ほど売れてベストセラーになりました。
しかし、日本では、機器のサイズが日本の小さな家屋に合わず売れなかったので普及しませんでした。
最初は、お母さんのリウマチを治すために作った健康機器でしたが、リウマチが治ると評判になり色々と他人にも使うように、なりました。
病院で検査しても異常が出ないのに人は病気に苦しんでいます。
アメリカ人の場合、肥満が多く肥満に基づく病気が多かったのです。
腰痛、背中の痛み、膝の痛み、心臓病など現代の日本人が苦しめられている病気が既にアメリカにありました。
スタファーを使った人から次々に輪が広がり、全米で売れ続けました。
日本には、日系アメリカ人がアメリカから持って帰り、ライセンス生産しました。
私は、その効果を知っていましたので、開業してからも使用しています。
しかし、会社も無くなり修理用の部品も足らなくなりました。
良いものだから、ずっとあるかと言うとそうも言えません。
少し、寂しい気持ちがします。