神戸市長田区の笹岡整骨院です。
スポーツジムで泳いだり、バーベルを持ってトレーニングしても腰が痛くないのに、昼休みの休憩をはさんで朝から晩までのデスクワークが辛いと仰る方が
治療に来られました。
これだけのハードなトレーニングができる方だから、デスクワークも楽ではないか?と思いましたがやはり別のようです。
よく患者さんから、腰に良いのはどんな姿勢でしょうか?と聞かれることがあります。
立ち仕事でしょうか?
それとも、座ってのデスクワークでしょうか?
実は、どちらも良くありません。
私のように座ったり、立ったり、あっちへ行ったり、こっちへ来たり、というような姿勢が続く仕事が一番腰には良いのです。
車のタイヤでも、1万キロくらい走ると前後や左右のタイヤを入れ替えます。
片減りを防ぐわけですね。
一番大変だなと思うのは、デパートの1階のエアコンが強烈に効いている中で、じっと立ち尽くしている化粧品売り場の女性ではないかと思います。
腰に悪いだけでなく体温調節機能が狂いやすいし、やはり人間は汗をかくことが大事だと思いますね。
骨盤が寝ている(疲れやすい) 骨盤が立っている(疲れない)
さて本題に戻って、ではデスクワークするときに腰痛になりにくい、あるいは予防になる座り方というのはあるのでしょうか?
それは、猫背になったまま、椅子に腰かけないということです。
骨盤を立てる!
骨盤を立てたまま、座るということです。
骨盤を立てたまま座ると、横から見て腰のカーブが出ます。
腰のカーブがないといけません。
腰のカーブがないと腰痛になりやすいのです。ところが頭でわかっていても骨盤をなかなか立てることができません。それは、お尻の皮膚が下へと引っ張るからです。引っ張られると骨盤は後傾します。
お尻に皮膚が下に引っ張られないように座骨(お尻のとがった骨)から両手でお尻を持ちあげて皮膚を引き上げてください。あとは、そのまま座るだけです。
それだけで、骨盤は立ち楽な姿勢で仕事ができます。
腰の痛みも大幅に改善します。
更に注意して欲しいことがあります。
パソコンの位置です。
机が低いとパソコンを見るのに首が前屈したままになります。
そうするといわゆるストレートネックになります。
ストレートネックは肩こりや頭痛、あるいは眼精疲労の原因になります。
①座る際、お尻を座骨から持ち上げ、皮膚を引っ張った状態で座る
②パソコンを見る位置をなるだけ高くする。
まずこの2点にとりくんでください。
椅子に座るときに足を組んだらダメですか?と聞かれますが組んでも構いません。
ただし、左右均等に組んでください。
一般的に日本人は右足に左足を巻き付けて組むタイプがおおいのです。
ですから、最初は左足に右足を組むようにすればバランスが取れて疲れにくいでしょう。
それでも痛くて辛い時は、神戸市長田区の笹岡整骨院に治療にいらしてください。
お待ちしています。