口の中の痛みは、歯や歯周組織の異常だけではないと森本昌宏先生が解説されています。
①バーニングマウス症候群
見た目はどこも悪くないのに痛い!という病気である。
閉経前後の神経症傾向の強い女性で多く見られる。
味覚障害がみられるときは末梢神経の障害
中枢神経の障害によっておこる神経障害性疼痛の研究もおこなわれている
口腔乾燥感が強いときは唾液腺機能の問題
②咽喉頭異常感症
咽頭から喉頭にかけてつまるような痛いような腫れるような異常感
食べ物を飲み込む際の嚥下障害などが加わっている場合は下咽頭がんを疑う
③口内炎
食事によって焼けるような痛みを引き起こす
口腔粘膜の炎症で起こる
④口腔がん
口腔がんの外科的治療後に傷跡が硬くなったり、断端部の神経腫、放射線による炎症、骨の壊死で痛みが再燃することがある。
以上の痛みを抱えている方はペインクリニックで相談されてはいかがでしょうか?
このように森本昌宏先生は仰っています。
もちろん、我々の鍼灸や整体を現代医学の治療をしながら取り入れたなら、10の痛みは7になり5になり、どれほど心身の安らぎにつながるかわかりません。