早朝、起きた直後のランニングは体に悪い!
R2.11.18

人生100年時代を迎えようとする今、スポーツブームである。
健康寿命を伸ばそうということもあるのだろう。
そこかしこでランニングする人を見かける。
ところが、起きた直後のランニングは健康に良いどころか正反対である。
危険極まりない!

人は目覚めてすぐに自由自在に体を動かせるわけではない。自律神経の助けを借りている。
交感神経は昼間に活動している時に活発であり、寝ている時は副交感神経が優位に働いている。
起きてすぐ交感神経に切り替われないのである。
ちょうど車でもエンジンをかけてからしばらく温まるまで暖気運転が必要なのと似ている。
起きてすぐのランニングは、エンジンをかけたとたんに全力でアクセルを踏んだ車のようなものである。
ケガと故障の元である。
では、起きた直後の運動には何がいいだろうか?

軽い散歩がいいだろう。
ゆっくり体温も上がり、軽いストレッチにもなる。
まさに車に例えれば暖機運転になるのである。
特に寒い冬の早朝のランニングは最悪である。
どうしてもと言うなら、温かいお湯をたっぷり飲んでしばらく歩いてから、軽いジョギングがいいだろう。

 

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