産経新聞R3.8.24朝刊です。
50代の食道全摘後の患者さんです。
放射線治療を33回、化学療法をしていたが、ガンが増大し食物の使え感がでたので全摘。
しかし原発の癌が残っている可能性が高くてオプジーボを使用予定になったそうです。
さて質問は、温熱療法を併用してもよいか?とのことです。
がん専門医は否定的でした。通常医師が患者に勧める治療法は過去の試験の結果で有効性が認められていることに加えて副作用が許容範囲であることが確かめられているものである、との回答でした。
客観性の高い結果が得られていないと言われています。
さらに漢方薬についても否定的です。
漢方薬も薬に違いなく肝障害などの副作用が増える可能性も否定できません。
根拠の乏しい安易な併用はすべきではない!と
新聞紙面で述べられています。
医師の用いる温熱療法といえばハイパーサーミアである。
国が認めた温熱療法である。
岡山にある岡村一心堂病院では、温熱療法と漢方薬の併用で多大な効果をあげている。
根拠が乏しいからと言って使わなかければいつまでたっても使用できないままである。
この際、思い切って併用すべきであると思う。
我々の鍼灸や整体も苦痛を取り除く手段の一つとして併用をお勧めしたい。
ご予約されていても、ご都合しだいで遠慮なくキャンセルなさってください。