夏の冷え性を治すには入浴がお勧めです。R2,7,23

今日は、夏こそあえて湯船につかることの大切さをお伝えしたいと思います。

あなたは湯船につかるのはお好きですか? 
それとも、この季節は、シャワーでサッと済ませてしまいがちですか?


けれど、シャワーで済ませてしまいがちな夏場こそ、養生としてあえて湯船につかることをおすすめします。湯船には、夏にもとても良い、さまざまな効果効能があるのです。

 

・夏にとりすぎてしまいがちな余分な水分が汗で抜ける

(水のとりすぎから来る頭痛やめまいにも効果がある)
水分のとりすぎはむくみ、頭痛、めまい、胃腸の弱りなどにつながります。
冷たさを求めて余分な水分を取ってしまいがちな夏ですが、だからこそ余分な水を汗で出してくれる湯船がおすすめなのです。

 

・血行が促進され冷房病の冷え性や肩こりが楽になる

夏は、冷房の効いた部屋と暑い外との行き来で調子を崩してしまう人が少なくありません。
また、冷房の効いた部屋にずっといざるを得ない人は、冷え性や肩こりなど、いわゆる冷房病に悩まされることになります。

 

そんな人こそ、適温の湯船にじっくりつかって体を温めてみてください。血行が促進され、体のめぐりが良くなって、調子の悪さ、肩こり、冷え性などが改善します。

 

・水の浮力で体への負担が減る

これは夏場に限らない効果ですが、湯船につかることで、体にかかる重力は約1/10になり、体に掛かる負担がぐっと減ります。

 

関節痛やリウマチを持っている人は、夏でもぜひ湯船につかっていただきたいものです。

 

・水圧でむくみなどをおさえる

これも夏場に限らない効果ですが、湯船につかることで、体には水圧がかかります。
重力で体の下部(ふくらはぎなど)に落ちがちな血液、リンパ液などに水圧がギュッと力をかけてくれて、血液やリンパ液を元のところに戻す助けになってくれるのです。

 

立ち仕事の多い方、足がむくみがちな方などは、夏場でも湯船につかってみてください。

 

ここまで湯船のいいところをたくさん書いてきましたが、注意事項もあります。

 

舌を出してみて、両脇にギザギザ歯型がついている人は長湯をしてはいけません。
この舌の人は、汗をかきすぎると体力を消耗しすぎてしまうことがあるためです。
湯船につかるときは、ぬるめのお湯に5分程度でやめておいてください。

 

そうでない人も、熱すぎるお湯に長時間つかるのは、心臓に負担がかかるのでよしたほうがいいでしょう。
40度未満のお湯に1015分程度つかるのが適当です。

正しく湯船につかって、夏もしっかり養生しましょう!

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