ハーブティーの淹れ方のちょっとしたコツと
定番ハーブティーの淹れ方 R2.9.14

神奈川県の薬膳コーディネーターであるレッドジンガーピックルさんにハーブティの入れ方を教えて頂きました。


ハーブティーはノンカフェインで、健康的なイメージがある人が多いのではないでしょうか。
けれど、自分で買って淹れてみるのはややとっつきにくいという人も多いようです。

 世の中には色々なハーブがあります。

ですから、ハーブティーによって、どれだけの量のハーブを使ってどれだけの熱湯を注ぎ、どれだけ蒸らせばいいかわかりにくいのですが、ある程度の基準はあります。

ハーブティーの淹れ方と淹れ方のちょっとしたコツ①

世の中には色々なハーブがあります。ですから、ハーブティーによって、どれだけの量のハーブを使ってどれだけの熱湯を注ぎ、どれだけ蒸らせばいいかわかりにくいのですが、ある程度の基準はあります。

使うハーブはティーカップ1杯に付きティースプーン山盛り1

熱湯150180mlにつき、ティースプーン山盛り1杯が基本です。蒸らし時間はハーブの種類によりますので、以下を見てください。

花や葉を使ったハーブティーは基本的に3分蒸らす

花や葉は成分が出やすいので、基本的に3分ほどで大丈夫です。蒸らしすぎると苦味や渋みが出る場合があります

実や根を使ったハーブティーは潰すか細かくして使い、5分蒸らす

実や根を使ったハーブは固く、成分が出にくいので。あらかじめ刻んだりスプーンの背で潰したりしておいて、お湯を注いでから基本的に5分は蒸らします。

蒸らす時ティーポットのフタについた水滴は必ずお茶の中に入れる

蒸らしている時に出た蒸気がフタの内側に付きますが、これには熱湯を注いだハーブの香りがたっぷり詰まっています。フタについた水滴は必ずティーポットの中のハーブティーに落としましょう。

ティーバッグを使う場合、蒸らし時間やお湯の量はメーカーの指示に従う

メーカーはそのティーバッグのハーブティーがちょうどよく出る方法を熟知しています。メーカーからの指示がパッケージに載っている場合はそれに従いましょう。

ハーブティーの淹れ方と淹れ方のちょっとしたコツ②

●定番ハーブティー①:カモミールティー

ドライのカモミールならカップ1杯に付きティースプーン山盛り1杯、生のカモミールならその3倍使います。

 

少し花が大きいため、56分蒸らすと良いでしょう。ただし、蒸らしすぎると苦味が出ることがあるので気をつけてください。

 

カモミールティーの1番の効果は香りによるリラックス作用ですが、弱い消炎作用があるため、胃の痛みなどにも効果があります。ただし、子宮収縮作用があるため妊婦さんは避けたほうがいいハーブです。

 

 

●定番ハーブティー②:ペパーミントティー

ドライのペパーミントならカップ1杯に付きティースプーン山盛り1杯、生のペパーミントなら57枚の葉を細かくちぎって使います。葉を使うので蒸らし時間は3分ほどで大丈夫です。

 

ペパーミントティーは消化促進や口臭に効くとされていますが、鼻詰まりなどにも効果を発揮します。体の上半身の熱を冷ますとされているため、イライラしたり興奮したりしているときにも良いでしょう。

 

 

●定番ハーブティー③ローズヒップ&ハイビスカスティー

ローズヒップとハイビスカスは相性がよく、ブレンドされている商品が多いため、一緒に紹介します。

 

ローズヒップはバラの実です。
ハイビスカスは、飲用には観賞用の品種の花びらではなく、ローゼルという品種の花が落ちた後のガクを使っているので、実に準じた扱いをします。

 

そのため、細かくするか潰すかして5分ほど蒸らすのがよいです。
蒸らし時間を長くしても苦味や渋味はでないので、濃いのが飲みたい人はもう少し長くしても良いでしょう。

 

ローズヒップにはビタミンCが多く、ハイビスカスにはカリウムとクエン酸、リンゴ酸が多いので、むくみや疲労回復に効きます。

 

 以上、ハーブティーの淹れ方のちょっとしたコツと定番ハーブティーの淹れ方をご紹介しました。

 

この他のハーブだと、レモングラス、ローズマリーなども頭と胃がスッキリしておすすめです。

ぜひ試してみてください。

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