神戸市長田区の笹岡整骨院です。
芦屋市から50歳の女性で、病院で腰椎椎間板変性症と診断された方が治療に来られました。
きっかけは、ぎっくり腰です。
2ケ月前、台所で調理していて、物を落としたので、拾おうと何気なく前かがみになった時に激痛が走り、痛めました。
数日間、湿布をしながら安静にしていたら、一度は楽になったそうです。
少し油断したのか、宅配された食品を玄関から台所に運ぼうと中腰で持った時に再びぎっくり腰になりました。
腰から右の臀部への痛みとしびれひどかったそうです。
整形外科に行かれて腰椎椎間板変性症と診断されました。
ぎっくり腰になって、診察を受けて腰椎椎間板変性症に気づいたということでしょう。
この原因は、老化です。
老化が進めば、顔にシワが寄り、髪は抜け、目は老眼となり背骨も曲がっていきます。
老化の過程で椎間板自身も老化して、シワが寄る!ということです。
私自身、令和2年8月の段階で65歳ですが、CTを撮れば腰椎椎間板変性症と診断されるでしょう。
しかし、現在の私には腰痛は全くありません。
腰椎椎間板変性症と腰痛には、何の関係もないといえます。
仮に椎間板の変性が腰痛の原因なら、腰痛は一生続くはずです。
整体や鍼灸で腰痛が改善しますが、椎間板の変性はあるままです。
この事実から、椎間板の変性と腰痛とは、何ら関係がない事は明らかです。
この女性の場合、ぎっくり腰を縁として、座骨神経痛を起こしていました。
2度の整体で、座骨神経痛は大幅に改善し大変喜ばれました。
それにしても、笹岡整骨院のある長田区にお住いの方が腰椎椎間板変性症で来院されないのに、東の芦屋からわざわざ何とかしてもらおうと来られるということが不思議です。