元患者さんから
愛媛の地ビールを頂きました
R3.07.13

3年ほど前、当院に腰痛で通ってた方から、地ビールを頂きました。
彼は、愛媛県松山市の出身です。
大阪や神戸で、ケーキやパンの職人として働き、腕を磨いてから地元で起業しました。
職人していた頃、腰を痛めてしまい何度か当院に治療に通っていました。

今回は、関西方面で繁盛店を見て回るとのことで、その途中、寄ってくれました。
地元のテレビで店が取り上げられたこともあり、順風満帆のようです。
うれしい話です。
笹岡整骨院は、神戸市長田区のJR新長田駅周辺にありますが、1軒だけビジネスホテルがあります。
このビジネスホテルには、春の選抜高校野球や夏の選手権の愛媛代表の高校球児が必ず宿泊します。
何となく愛媛代表には親近感を持っていて、自然に応援しています。
それだけに、松山に帰郷した彼が、起業して成功しているのはうれしいことです。


でも私にとって、松山は道後温泉ではなくて万葉集です。

熟田津に船乗りせむと月待てば
潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
          
額田王

万葉最高の女流歌人であった額田王の歌です。

熟田津とは、現在の松山の港のことだそうです。

1400年前、戦に向かう前に詠んだ歌を思い浮かべながら
松山の地ビールを頂く。
感慨深いものがあります。

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