何故人は生まれ、死ぬまで無意識に動いているのか?
R3.11.17

著者はビル・ブライソン。
人体大全と言う書物である。
国際医療福祉大学教授の一石英一郎先生が論評している。
一石医師は消化器内科の専門医である。
例えば心臓である。べつに我々が命令もしていないのに死ぬ瞬間まで働き続けである。
一生の間に1トンの物体を空中に240キロメートルの高さまで持ち上げるだけの仕事量をこなしているそうだ。
心臓に動け!動いてくれ!と頼んでもいないのに働き続けである。
働くのが嫌だとストライキを起こすこともない。
この書物で特筆すべきは癌を巡る話だ。
抗がん剤や放射線療法の効果が見て取れる患者さんでも、ガンの方が学習するのか、最初の戦法の効果がなくなることがよくあるそうだ。
がんはしたたかに反撃し勢力を盛り返してくる。
本書はこうしたがんの特質について遺伝子レベルで解説している。
人生最後の数週間は化学療法ではなく緩和ケアを受けてる患者の方が長生きし苦痛も少ないそうだ。
読み終えると自分の体に宇宙を感じ、人体に対する印象や考えがこれまでと全く変わる一冊だということです。

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