ぎっくり腰を何度も繰り返した方が久しぶりに治療に来られました。
どうやら今回は軽い椎間板ヘルニアのようです。
この男性は62歳。
非常に強い身体で、骨格もしっかりしており筋肉の質も申し分ありません。
内臓諸器官も心臓をはじめとして胃腸や肝臓等毎年の定期検診でも全く20代くらいの働きだと言われています。
ところが、椎間板だけは弱いのです。
腰痛の方に腹筋を鍛えなさい!
背筋を鍛えなさい!とか医師に言われたかたもあるかと思います。確かに腹筋や背筋が強いと腰痛にはなりにくいといえます。
しかし、この男性の場合には当てはまりません。
喉や耳を鍛えることができないのと同じで骨の間の椎間板を鍛えることはできません。
すこし飛び出した椎間板を整体で入れてあげたら、すぐ楽になり歪みもとれました。
飛び出た椎間板はうつ伏せで入れるのではなくて、仰向けでお腹側から陰圧を利用していれます。