暑い夏には冷房が欠かせない。しかし効き過ぎてしまうと・・・

冷房の推奨されている設定温度は２８度と言われています。

特に暑がりな男性が多い職場だと実際それより低い温度で設定をしているところもあるのではないでしょうか。

その中で夏場は衣替えがあり、仕事の制服も長袖から半袖へと変わっていきます。

よって、元々寒さを感じやすい方にとってはより一層冷えを感じてしまい、身体にも負担がかかってしまいます。

次に、具体的にどのような好ましくない影響があるのか簡単に説明します。

 

           身体が冷え過ぎてしまう

1番の影響はやはり”身体が冷え過ぎてしまうこと”。

足先から指先など末端部分から冷えを感じ始め、それが長時間に及べば及ぶほど身体全体の体温も下がってしまいます。

また生理痛の悪化や不妊にも関係してくる為、女性にとって冷えは大敵です。

 

　        仕事に集中出来ない

集中しないといけないのに、寒い！と感じ過ぎてしまい仕事に集中出来ないことも。

冷えすぎると手先もかじかんでしまい、ペンを持つ手もパソコンを使う手も動きにくくなります。

 

　           体調に悪影響も

冷えは胃の不快感や腹痛を引き起こすことがあります。また人によっては頭痛や、トイレが近くなってしまうこともあります。

 

 　      疲労感が抜けにくくなる・寝つきが悪くなる

1日中冷房にさらされた状態でいると仕事後に疲労感が抜けにくくなってしまいます。

また夜にその疲れをとるためぐっすり休みたいのに、長時間冷房にさらされていることにより身体の芯から冷えてしまい、寝つきも悪くなります。

 

　         顔色が悪くなる・クマができる

体が冷えるということは血流が悪くなってしまう為、本来の健康的な顔や唇の血色を悪くしてしまいます。

それによって不健康そうな印象を相手に与えてしまうこともあります。

また目の下に出来てしまう青いクマですが、こちらの原因も目の下の血流が悪くなるために起こります。

 

           冷えに強い身体を作るためには？

やはり冷房環境は一緒に働いている人に合わせないといけません。

環境が変わらない場合は自分自身が冷えに強い身体づくりをしていく必要があります。

ちょっとした工夫で以前より寒さを感じにくくなる！そんな簡単に誰でも行うことが出来る冷えへの対策についてご紹介していきます。

           【夏でも湯船に浸かること】

特に暑い夏場はお風呂をシャワーだけで済ませてはいませんか？

実はそれはNGなのです。

冷えの対策にはゆっくりぬるめのお風呂に浸かり、身体の芯から温めてあげることが大切です。

温度は３８度から４０度くらいで１０分から２０分を目処に全身をゆったりとお湯に浸かりましょう。

ちょうど浸かっていて熱すぎずぬるすぎず気持ちいいな！と感じるくらいがベストです。

また入浴することはリラックス効果もあるので１日の疲れを癒してください。

           【温かい飲み物をとる】

 暑い時こそ冷たい飲み物が美味しく感じられますが、急激に身体を冷やしてしまうのでよくありません。

砂糖の多いジュースやカフェインを多く含むコーヒーは身体を冷やしてしまうので飲み過ぎには注意しましょう。

生姜湯やジンジャーティーなど生姜が入っているものは身体をポカポカさせてくれる作用があります。

また、ココアや黒豆茶はポリフェノールが多く含まれているため血流をよくしてくれます。

ポリフェノールには抗酸化作用があるため美容にも嬉しいです。温かい飲み物は気分を落ち着けたい時にホッと一息出来ますよ。

どうしても夏に温かい飲み物は・・・と思われる方はせめて常温の飲み物を摂るようにし身体を冷やしすぎないようにしましょう。

 

     【血行や代謝を促進するための簡単な運動】

 実は冷えの影には筋肉量の不足も関係しています。
よって日頃あまり運動する機会がない場合も身体は冷えを感じやすくなります。
そのため自宅や仕事の休憩の合間に少しでも身体を動かしてあげることが大切です。

 

　　      手の指・足の指をグーパー

これは1番手軽でどこでも出来るストレッチの方法です。座ったり寝たりしている状態で手や足の指をグーパーと数回繰り返すとだんだん末端が温まってきます。
特に、寝る前に冷えを感じて眠りにつきにくい時におすすめです。

 

　　     全身ストレッチ

身体を痛くない程度にゆっくり伸ばします。
そうすることで全身の血行が良くなり身体がポカポカ。
特にお風呂上がりに行うのがおすすめで、毎日の習慣として取り入れてみてください。

 　ウォーキングなどちょっとした運動

冷えを根本から解消するためには身体の代謝を上げることが必要です。
運動不足は冷えのもと！日頃から運動することを取り入れることが大切です。
しかし、運動する時間を確保することが難しい人は、いつもなら車で行く近所への買い物などは徒歩や自転車を使用したり、エレベーターを使う場面を減らしたりし、あえて階段を使用するなど生活の中で運動することを意識してみてください。